野球って何がおもしろいんですか?

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野球の起源について本気出して考えてみた

みなさま、大変お久しぶりでございます。
いろいろ本気出して考えていたら、前回の記事から二ヶ月近く経ってしまいました。

結衣です。
なんで野球の起源について本気出して考えてみたのかとか、このブログのこととか、気になっちゃった方はこちらの記事をどうぞ。

http://habaki96.hatenablog.com/entry/2017/03/30/010319

さて、タイトルの野球の起源ですが。
みんな大好きウィキペディア先生によると、

「諸説ある」

「よくわからない」

「アメリカじゃなくてイギリスが発祥らしい」

うん、あんまピンと来ない(笑)

なので、私はちょっと見方を変えてみようと思います。
起源というより、「変遷」について…かな?

そもそも、野球のルールってちょっと複雑過ぎると思うんですよ。
素人が集まってカジュアルにできないスポーツの代表格じゃないですか?
(ソフトボールやってる人間が言うのも何だけど)
なんで、あんなに複雑なんだろうって言うのを、常々考えてきたんですが。
それを今回まとめてみました。



○たぶん、複雑「だった」んじゃなくて複雑に「なっていった」が正解

そもそも最初は「21点取った方が勝ち」だったというのがウィキペディア先生のご意見。
試合時間がかかり過ぎるから、変遷を繰り返して、今の形になったらしい。

勝利条件すら変わって来たんスよ?!

他のルールも変わって来てない訳がない(笑)

たとえば、野球の「打者がアウトになる」条件。
「ノーバウンド(地面に落ちる前に)で打球が捕球された時」もしくは「打った後走ってベース(安全地帯)に到達する前に、タッチされるかベースにボールを送られる」というもの。

これたぶん、最初は後者だけだったんじゃないかと。
つまり、「直接タッチされるか、ボールの方が早くベースに着いちゃったらアウト」みたいな。

でもね、めっちゃ足速い奴がいてさ。
すげえ高く打球を打ち上げたら、その間にホームまで帰って来れちゃうくらいの奴が。
そいつが出てきたら絶対点入る、みたいな。
そんで、「ずるくね?」ってなったと思うんですよ。
だから、そいつが出てきたら無条件に一点、てならないように「フライはアウト」ってルールができた!

…んじゃ、ないかと。

(あくまで私の想像です)

こういう、「あいつずるくね?」的なルールが、野球を複雑にしていったのではないかと。
結構マジでそう思ってます。



○わたしの思う「あいつずるくね?」ルールのいくつか。

・3バント失敗したらアウト
・インフィールドフライ
・ボーク
・ピッチャーがサークルの中でボール持ってる時はボールデッド(プレイが止まる)
・ファールライン(ラインの外に飛んだ打球は打ち直し)とボールデッドライン(ここから出たらランナー進塁、プレイは止まる)
・ファールはストライク扱い(ただし2ストライクまで。それ以降はノーカン)
・守備妨害、走塁妨害、打撃妨害
・3フィートライン(直接タッチされなくても、このラインを越えて逃げたらアウト)
・塁が詰まってたらフォースプレイ(ボール持ってベース踏めばアウト)、詰まってなければタッチプレイ(アウトにするにはタッチが必要)


○反対に、ゲーム進行をスムーズにするため(得点が入りやすくするため)に作ったんだろうなと思うルールもある。

・三振
・フォアボール、デッドボール
・タッチアップ
・盗塁、振り逃げ


○今でも野球のルールは変わり続けている

たとえばメジャーリーグでは、球を投げずにコールをするだけで「敬遠」(打者との勝負を避け、無条件で一塁に進塁させる)することができるルールが今季から採用されました。
現在追加されるものは時間短縮と怪我防止、ラフプレー禁止に関わるものがほとんどですが、素人にわかりやすくなる!という変化のあるルールはほぼ皆無な気がします。



○なんで野球のルールってわかりにくいのか

追加追加で増え過ぎたってのは、間違いなく理由のひとつだと私は思ってるんですが、そもそも競技に携わる人たちのプライドが高すぎるんじゃないのかなって思います。
バレーボールなどの一部球技とか、他のもっとマイナーなスポーツなんかは、五輪種目にするためとか普及させるために、結構根本的なルール改編を強いられて、それを受け入れて改編してきているものも多いと思います。
でも野球は、なまじ歴史と人気があるために、それができなくなっている。

そろそろ変わり時なんじゃないかしらと、私は割と本気で思ってます。

せっかく、また観客動員数増えて人気も戻ってきてるんだから、、、さ。